ホームページ制作、「ユーザー目線」って、正直フワッとしてません?
「ユーザー目線で」。
ホームページ制作の打ち合わせで、何度この言葉を聞いたことでしょう。まるで魔法の呪文のように、誰もが口にするけれど、その実態は曖昧模糊としている。
綺麗事だけでは、良いホームページは作れません。5年後、10年後もクライアントが笑っている姿を見たい。それが、20年この業界で生き抜いてきた私の、ただ一つの願いです。
今日は、そんな私が、「ユーザー目線」という言葉の裏に隠された真実を、徹底的に解き明かしていきたいと思います。コーヒーでも飲みながら、リラックスして聞いてください。
なぜ、作って終わりになってしまうのか?
多くのホームページが、公開された瞬間がピークで、その後は忘れ去られたように放置されます。なぜでしょうか?
理由は簡単。「作り手の自己満足」で終わっているからです。
デザインが凝っている、最新技術を使っている、競合他社よりも情報量が多い…。
もちろん、それらは重要な要素です。しかし、最も大切なこと、つまり「ユーザーが何を求めているのか」という視点が欠けている場合が多いのです。
家を建てるとき、住む人のことを考えずに、建築家のエゴだけで設計したらどうなるでしょうか?住みにくい、使いにくい、愛着の湧かない家になってしまうでしょう。
ホームページも同じです。ユーザーのニーズを無視したサイトは、どんなに美しくても、誰の役にも立ちません。それどころか、企業のイメージを損ねることさえあります。
Webサイトを「顧客との対話の場」と捉え、彼らの言葉に耳を傾け、彼らの悩みを解決する。それこそが、真の「ユーザー目線」なのです。
業界の不都合な真実:制作会社のホンネ
少し耳の痛い話をしましょう。
ホームページ制作会社の多くは、正直なところ、「ユーザー目線」よりも「売上」を優先しています。
もちろん、全ての会社がそうではありません。しかし、予算内で最大限の利益を上げるために、テンプレートを使い回したり、不要な機能を追加したり、SEO対策を疎かにしたりするケースは少なくありません。
「お客様のため」という言葉は、聞こえが良いですが、その裏には、「自社の利益」という本音が隠されていることもあります。
だからこそ、ホームページ制作を依頼する際は、制作会社の言葉を鵜呑みにせず、自分自身でしっかりと判断する必要があるのです。
ホームページ制作は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、後悔しないために、しっかりと知識を身につけましょう。
「ユーザー目線」を理解するための3つの質問
では、具体的にどうすれば「ユーザー目線」を理解できるのでしょうか?
私がいつもクライアントに投げかける3つの質問があります。
- 誰に見てほしいのか?(ターゲットユーザーの明確化)
- どんな情報を提供したいのか?(コンテンツの洗い出し)
- どんな行動をしてほしいのか?(コンバージョンの設定)
順番に見ていきましょう。
1. 誰に見てほしいのか?(ターゲットユーザーの明確化)
ホームページは、誰に向けて作るのでしょうか?
「全ての人」ではありません。それでは、誰にも響かない、ぼやけたメッセージになってしまいます。
ターゲットユーザーを明確にすることで、ホームページの方向性が定まり、より効果的なコンテンツを作成することができます。
例えば、20代女性向けのファッションECサイトと、50代男性向けの健康食品ECサイトでは、デザインもコンテンツも全く異なるはずです。
ターゲットユーザーを明確にするためには、以下の情報を整理すると良いでしょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
- 趣味
- ライフスタイル
- 価値観
- 悩み
- 願望
これらの情報を基に、ペルソナ(架空の顧客像)を作成すると、より具体的にターゲットユーザーをイメージすることができます。
ペルソナは、単なるデータではなく、血の通った人間として捉えることが重要です。彼らがどんな生活を送り、どんなことに喜び、どんなことに悩んでいるのかを想像することで、共感を生むコンテンツを作成することができます。
2. どんな情報を提供したいのか?(コンテンツの洗い出し)
ターゲットユーザーが明確になったら、次はどんな情報を提供したいのかを考えましょう。
ここで重要なのは、「売り込みたい情報」ではなく、「ユーザーが求めている情報」を提供することです。
例えば、あなたが高級腕時計を販売しているとします。
「当社の腕時計は、スイスの職人が一つ一つ手作りしており、世界最高品質の素材を使用しています!」
これは、「売り込みたい情報」です。もちろん、これらの情報は重要ですが、それだけではユーザーの心に響きません。
「成功者の証としての腕時計」「大切な人への贈り物としての腕時計」「自分へのご褒美としての腕時計」
これらは、「ユーザーが求めている情報」です。腕時計そのもののスペックではなく、腕時計を持つことで得られる感情や体験を伝えることで、ユーザーの購買意欲を高めることができます。
コンテンツを洗い出す際は、以下の点を意識すると良いでしょう。
- ターゲットユーザーの悩みや疑問を解決できる情報か?
- 競合他社にはない、独自の価値を提供できる情報か?
- SEO対策を考慮したキーワードを含んでいるか?
- 読みやすく、分かりやすい文章で書かれているか?
- 画像や動画などの視覚的な要素を活用しているか?
3. どんな行動をしてほしいのか?(コンバージョンの設定)
ホームページの最終的な目的は何でしょうか?
商品を購入してほしい、資料を請求してほしい、問い合わせをしてほしい…。
ホームページに訪れたユーザーに、どんな行動をしてほしいのかを明確に設定することを、コンバージョン設定と言います。
コンバージョン設定は、ホームページの成功を測る上で、非常に重要な指標となります。
コンバージョン率(ホームページに訪れたユーザーのうち、コンバージョンを達成したユーザーの割合)を分析することで、ホームページの課題や改善点を見つけることができます。
コンバージョン率を高めるためには、以下の点を意識すると良いでしょう。
- コンバージョンボタンを目立つ場所に配置する
- コンバージョンボタンの色やデザインを工夫する
- コンバージョンボタンの文言を魅力的にする
- コンバージョンまでの導線を分かりやすくする
- コンバージョンフォームを簡略化する
- 安心感を与える情報を掲載する(お客様の声、実績、保証など)
これらの質問に真剣に向き合うことで、あなたのホームページは、単なる情報発信の場ではなく、ビジネスを成長させるための強力な武器となるでしょう。
ユーザー目線を「見える化」する5つの方法
頭では理解できても、実際に「ユーザー目線」をホームページに落とし込むのは難しいものです。
そこで、私が実践している、ユーザー目線を「見える化」する5つの方法をご紹介します。
- カスタマージャーニーマップを作成する
- ヒートマップ分析を行う
- ユーザーテストを実施する
- アンケートを実施する
- アクセス解析を行う
1. カスタマージャーニーマップを作成する
カスタマージャーニーマップとは、顧客が商品やサービスを認知してから購入に至るまでのプロセスを可視化したものです。
顧客の行動、思考、感情を時系列に沿って整理することで、顧客がどんな課題を抱え、どんな情報を求めているのかを理解することができます。
カスタマージャーニーマップを作成することで、ホームページのコンテンツを、顧客のニーズに合わせて最適化することができます。
例えば、あなたが旅行代理店を経営しているとします。
顧客は、「旅行に行きたい」と思ったとき、まずインターネットで情報収集を始めるでしょう。どんな場所があるのか、どんなツアーがあるのか、口コミはどうなのか…。
そして、いくつかの候補を絞り込み、旅行代理店のホームページにアクセスします。そこで、魅力的なツアーを見つけ、詳細情報を確認し、予約を検討します。
しかし、ホームページの情報が不十分だったり、予約方法が分かりにくかったりすると、顧客は離脱してしまうかもしれません。
カスタマージャーニーマップを作成することで、顧客がどこでつまずき、どんな情報を求めているのかを把握し、ホームページを改善することができます。
2. ヒートマップ分析を行う
ヒートマップ分析とは、ホームページ上のどこがクリックされているか、どこが読まれているか、どこで離脱されているかなどを可視化したものです。
ヒートマップ分析ツールを導入することで、ユーザーの行動を客観的に把握し、ホームページの課題や改善点を見つけることができます。
例えば、あなたがECサイトを運営しているとします。
ヒートマップ分析の結果、商品詳細ページの一番下に配置した「カートに入れる」ボタンが、ほとんどクリックされていないことが分かりました。
これは、ユーザーが商品詳細ページを最後まで読んでいないか、ボタンの存在に気づいていない可能性を示唆しています。
そこで、「カートに入れる」ボタンをページの先頭に移動したり、色やデザインを工夫したりすることで、コンバージョン率を向上させることができます。
3. ユーザーテストを実施する
ユーザーテストとは、実際にターゲットユーザーにホームページを使ってもらい、操作性や分かりやすさ、コンテンツの質などを評価してもらうものです。
ユーザーテストを実施することで、自分では気づかない課題や改善点を発見することができます。
例えば、あなたが企業ホームページをリニューアルしたとします。
デザインは洗練され、コンテンツも充実しましたが、本当にユーザーにとって使いやすいホームページになっているのかは分かりません。
そこで、ターゲットユーザーにユーザーテストを実施してもらったところ、「企業理念がどこに書いてあるか分からない」「問い合わせフォームが見つからない」などの意見が出ました。
これらの意見を参考に、ホームページのナビゲーションを改善したり、問い合わせフォームを目立つ場所に配置したりすることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
4. アンケートを実施する
アンケートとは、ターゲットユーザーに質問を投げかけ、回答を収集することで、意見や要望を把握するものです。
アンケートを実施することで、ユーザーのニーズや不満を定量的に把握し、ホームページの改善に役立てることができます。
例えば、あなたがブログを運営しているとします。
読者アンケートを実施したところ、「もっと専門的な情報を知りたい」「他のブロガーとの対談記事を読みたい」などの意見が出ました。
これらの意見を参考に、専門的な情報を盛り込んだ記事を作成したり、他のブロガーとの対談企画を立てたりすることで、読者の満足度を高めることができます。
5. アクセス解析を行う
アクセス解析とは、ホームページに訪れたユーザーの行動をデータとして収集し、分析することです。
アクセス解析ツールを導入することで、ユーザーの属性、訪問経路、滞在時間、閲覧ページ、離脱ページなどを把握することができます。
これらのデータを分析することで、ホームページの課題や改善点を見つけ、効果的なSEO対策やコンテンツマーケティングを行うことができます。
例えば、あなたがオンラインショップを運営しているとします。
アクセス解析の結果、スマートフォンからのアクセスが全体の8割を占めているにも関わらず、スマートフォン向けのホームページが最適化されていないことが分かりました。
そこで、スマートフォン向けのホームページを最適化することで、コンバージョン率を向上させることができます。
これらの方法を実践することで、「ユーザー目線」を単なるスローガンではなく、具体的な行動に変えることができます。
ホームページ制作で失敗しないための5つの鉄則
最後に、ホームページ制作で失敗しないための5つの鉄則をお伝えします。
- 目的を明確にする
- ターゲットユーザーを明確にする
- コンテンツを重視する
- デザインにこだわりすぎない
- 運用を継続する
1. 目的を明確にする
ホームページを作る目的は何でしょうか?
集客、ブランディング、採用…。
目的を明確にすることで、ホームページの方向性が定まり、効果的なコンテンツを作成することができます。
2. ターゲットユーザーを明確にする
誰に見てほしいホームページでしょうか?
ターゲットユーザーを明確にすることで、ホームページのデザインやコンテンツを最適化することができます。
3. コンテンツを重視する
ホームページの主役はコンテンツです。
ユーザーが求めている情報を、分かりやすく、魅力的に伝えることが重要です。
4. デザインにこだわりすぎない
デザインは重要ですが、あくまで手段です。
美しさよりも、使いやすさ、分かりやすさを優先しましょう。
5. 運用を継続する
ホームページは作って終わりではありません。
定期的にコンテンツを更新し、SEO対策を行い、ユーザーの反応を分析し、改善を続けることが重要です。
これらの鉄則を守ることで、あなたのホームページは、ビジネスを成功に導くための強力なパートナーとなるでしょう。
【明日からできる】30分のロードマップ
この記事を読んだあなたが、明日から具体的に何をすべきか?
30分でできる、簡単なロードマップをご用意しました。
- 自社のホームページの目的を書き出す(5分)
- ターゲットユーザーを3人、具体的にイメージする(10分)
- 競合他社のホームページを3つチェックし、良い点と悪い点を書き出す(10分)
- 自社のホームページの改善点を3つ書き出す(5分)
たったこれだけでも、あなたのホームページは、確実に良い方向に進み始めます。
ウィズスタイルの想い:共にWebサイトを育てていく
私たちウィズスタイルは、ホームページを「作って終わり」にはしません。
お客様と共にWebサイトを育てていくためのパートナーとして、常に寄り添い、サポートさせていただきます。
弊社では、初期費用0円のサブスクリプションホームページを提供しており、制作費を極限まで抑えることで、お客様の予算と労力の問題を取り除きます。
また、専門用語を使わず、分かりやすく説明することを心がけており、業界20年以上の経験豊富なディレクターが制作を主導します。
利用者目線、顧客心理を考慮した制作が得意で、オリジナルデザインにも対応しています。
さらに、レスポンスの早さも強みで、メール連絡などへの最短当日返信や、ホームページの更新依頼などへの最短当日対応も可能です。
Webに知識のある担当者を一人雇うことを考えたら、比較にならないくらいの低コストで、貴社の外部スタッフのように活躍します。
ホームページ制作でお困りの際は、ぜひ一度、ウィズスタイルにご相談ください。
最後に:一歩踏み出す勇気を
ホームページ制作は、決して簡単な道のりではありません。
しかし、正しい知識と情熱を持って取り組めば、必ず成功することができます。
この記事が、あなたのホームページ制作の一助となれば幸いです。
さあ、今日から、あなたも「ユーザー目線」で、最高のホームページを作り上げましょう。
応援しています。
ホームページ制作、サブスクという選択肢
ホームページ制作には、まとまった費用が必要だと思っていませんか?
ウィズスタイルでは、初期費用0円のサブスクリプションホームページを提供しています。月額5,000円から始められ、必要な機能やページ数に応じてプランを選ぶことができます。
サブスクリプション型なので、運用・保守費用も含まれており、安心してホームページを運用することができます。
ホームページ制作の費用を抑えたい方は、ぜひ一度、ウィズスタイルのサブスクリプションホームページをご検討ください。
以下に、各プランの詳細をご紹介します。
エントリー
初期制作費:0円
月額:5,000円
名刺代わりのホームページが欲しい方向け。1ページの上下遷移でコンテンツ表示。個人事業主、新規創業時、簡易なサービスサイトなどとしてご利用多数。
ライト
初期制作費:0円
月額:7,500円
会社としてのメッセージをしっかりアピールしたい、サービス内容も詳しく伝えたい場合は、複数ページが持てるライトプラン以上がおススメです。
レギュラー
初期制作費:0円
月額:10,000円
作りっぱなしではなくて、積極的に情報発信をしていきたい、つねに最新情報に更新していたいという会社様には、「お知らせ」「コラム」「実績紹介」等々、投稿機能を活用した運用がおススメです。
プレミアム
初期制作費:0円
月額:70,000円
イベントの詳細やスケジュール、参加者情報など、日々アップデートが必要なイベント系サイトや、定期的な情報発信をつつけるオウンドメディアなどのサイトにおススメなプラン。
ランディングページ
初期制作費:0円
月額:15,000円
具体的なターゲットを想定し、広告運用などと絡めて集客を行う、縦長1ページのランディングページ。マーケティング会社との連携で、運用と連携した毎月のランディングページ改善にも対応。
上記以外にも、お客様のニーズに合わせて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
詳細はこちらをご覧ください。
|
この記事に関連する詳細なサービス内容や最新情報は、公式サイトのこちらのページからご確認いただけます。
|