「起業するからホームページが必要だけど、予算がないから自分で作ろうかな」と考えていませんか?初期費用を抑えたい気持ち、すごくよく分かります。でも、自分で作る場合でも「完全無料」というわけにはいきません。今回は、業界20年のディレクターである私が、自作にかかるリアルな費用相場と、時間やクオリティを含めた「本当のコスト」について、包み隠さずお話ししますね。
自分でホームページを作るに知っておきたい費用の事実
「自分でホームページを作れば、お金は一切かからない」
もしそう思っているなら、少しだけ立ち止まって事実を確認してください。
たしかに、制作会社に数十万円を支払う必要はなくなります。
しかし、Web上に事業用のサイトを公開し、お客様からの信用を得られる状態で維持していくためには、どうしても避けられない「最低限のコスト」が存在します。
事業用サイトに必要な最低限の環境とは
事業用のホームページは、無料ブログやSNSのアカウントを作るのとは少し勝手が変わります。
お客様からの信用を得るためには、自社専用のURL(独自ドメイン)を持ち、意図しない広告が勝手に入らない環境を用意する必要があります。
それらを整えるために、一体何にどれくらいのお金がかかるのか。
まずは客観的な事実として、自分でホームページ制作を行う際の費用の全体像を正しく把握していきましょう。
サーバーやドメインなど、維持費の仕組みと相場
ホームページをインターネット上に公開する仕組みは、よく「家づくり」に例えられます。
サイトのURLとなる「ドメイン」が住所、データを置いておく「サーバー」が土地、そしてWordPressやノーコードツールといった「システム」が建物そのものです。
専門知識を持たない方が、限られた予算内で一定水準のクオリティを満たすホームページを自作する場合、大きく分けて以下の2つのアプローチがあります。
1. WordPress(ワードプレス)を使う方法
自分でサーバーとドメインを契約し、デザインのベースとなる「有料テーマ」を購入して構築する王道の手順です。
初期設定の手間はかかりますが、長期的なランニングコストを抑えやすいのが特徴です。
2. ノーコードツール(WixやStudioなど)を使う方法
サーバー契約が不要で、画面上の操作だけでデザインを作っていける月額制のサービスを利用する手順です。
直感的に操作できる反面、独自ドメインの設定や広告非表示のプランを選ぶと、毎月の固定費がやや割高になる傾向があります。
それぞれにかかる具体的な金額相場を、以下の表にまとめました。
| 必要なもの(費用の種類) | WordPressの場合の相場 | ノーコードツールの場合の相場 | 実務上のポイント | レンタルサーバー代 (土地) | 月額1,000円〜1,500円程度 | 不要(月額利用料に含まれる) | WordPressを動かすための必須環境です。 | 独自ドメイン代 (住所) | 年額1,500円〜3,000円程度 | 年額1,500円〜3,000円程度 | 事業の信頼性に直結します。サーバー契約時の無料特典を利用できるケースも多いです。 | システム利用料・テーマ代 (建物) | 有料テーマ:買い切り15,000円〜30,000円 | 有料プラン:月額1,500円〜3,000円程度 | WordPress本体は無料ですが、素人っぽさを消すには有料テーマの導入がほぼ必須です。ノーコードは広告非表示・独自ドメイン接続のために有料プランが必須となります。 | 実質的なコスト合計 | 初期:約15,000円〜 維持費:年額約15,000円〜 | 初期:0円 維持費:年額約20,000円〜40,000円 | 数年単位で運用する場合、WordPressの方がトータルコストは安く収まる傾向にあります。 |
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| 項目 | WordPressで自作する場合 | ノーコードツールで自作する場合 | 初期費用(ドメイン取得・テーマ代など) | 15,000円〜30,000円 | 0円〜数千円 | 月額維持費(サーバー代・システム利用料など) | 1,000円〜2,000円 | 1,500円〜4,000円 | 必要な専門知識 | サーバー設定・CMS操作・基礎的なHTMLCSS | ツールの操作方法・デザインの基礎 |
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