写真のピクセル変更、もう迷わない!ホームページ制作者が教える最適解とは?

もくじ

ホームページ公開後、すぐ表示されない原因は「画像の重さ」かもしれない

サイトの表示速度を落とす一番の要因

一生懸命作ったホームページが、いざ公開してみるとスマートフォンでなかなか表示されない。

そんなご相談をいただくことが、現場では本当によくあります。

テキストやプログラムのデータと比べて、写真やイラストのデータは非常に大きな容量を持っています。

スマートフォンやデジタルカメラで撮影した美しい写真を、そのままのサイズでアップロードしてしまうと、ページ全体のデータ量が膨れ上がってしまいます。

その結果、インターネット回線を通じてデータを読み込むのに時間がかかり、画面が真っ白なまま待たされる状態になってしまうのです。

ユーザーの離脱とSEO評価への影響

表示が遅いホームページは、訪れてくれた方に大きなストレスを与えてしまいます。

読み込みに数秒かかるだけで、多くの方が「見られないなら他のサイトに行こう」とページを閉じてしまうというデータもあります。

私たちが日頃からご案内しているホームページをサブスクで制作・中小企業向けのホームページ制作についてでも触れていますが、せっかく作ったホームページも、見られなければ集客にはつながりません。

さらに、Googleなどの検索エンジンも、表示速度の遅いサイトはユーザーにとって優しくないと判断します。

そのため、検索順位が上がりにくくなるというSEO上のマイナス評価にも直結してしまいます。

きれいな写真を見せたいという想いが、かえって逆効果になってしまうのはとてももったいないことですよね。

印刷用とWeb用の違いを知っておく

解像度(ppi)とピクセルの基本的な違い

画像のサイズを調整する前に、少しだけ「解像度」という言葉についてお話しさせてください。

画像データを扱う際、よく目にするのが「ppi(ピクセル・パー・インチ)」という単位です。

これは、1インチの中にどれだけのピクセル(色の粒)が詰まっているかを表すものです。

紙に印刷する場合は、インクの粒を細かく表現する必要があるため、一般的に「350ppi」という高い解像度が求められます。

一方で、パソコンやスマートフォンの画面で表示する場合は、画面そのものの仕組み上、「72ppi」あれば十分にきれいに見えます。

現場でよくある「印刷用データ」の失敗例

ここで、新任のWeb担当者さんがやりがちな失敗例を一つご紹介します。

それは、会社案内のパンフレットなどで使ったプロカメラマンの写真を、そのままホームページの背景やバナーに使ってしまうケースです。

印刷用の写真データは、350ppiという高解像度で作られているため、データ容量が数十メガバイトになることも珍しくありません。

これをそのままWebにアップロードすると、サイトの動きが極端に重くなってしまいます。

Web用として使うのであれば、解像度は72ppiで全く問題ありません。

用途に合わせて適切なデータ形式を選ぶことが、快適なホームページ作りの第一歩になります。

まずは、PCとスマホの推奨サイズを知っておく

迷ったらこのサイズ!デバイス別の推奨ピクセル数

では、具体的にどれくらいのピクセル数に設定すれば良いのでしょうか。

画面の大きさは見る人によって様々ですが、現代のホームページ制作において標準とされている目安があります。

大きすぎず、かつ画面いっぱいに表示してもぼやけないバランスの良いサイズを、以下の表にまとめました。

用途・表示場所 推奨ピクセル数(横幅) ワンポイントアドバイス
PC用 メインビジュアル 1920px 〜 2000px 画面全体に広がる大きな画像は、フルHDモニターを想定したこのサイズが安心です。
PC用 コンテンツ内画像 1000px 〜 1200px 記事の中や、2列・3列に並べる写真はこれくらいで十分に綺麗に表示されます。
スマホ用 画像全般 750px 〜 1080px スマホは画面が小さいですが、高精細ディスプレイに対応するため少し大きめを用意します。

これらの数値を目安にして画像の横幅をリサイズするだけで、無駄なデータ容量を大幅に削減することができます。

縦幅については、横幅に合わせて自動的に縮小される比率を保ったまま設定すれば大丈夫です。

画像の容量は200KB以下に抑えるという視点を持つ

1枚あたりのファイル容量の目安

ピクセル数を適切なサイズに調整したら、次にもう一つだけ気にしていただきたいことがあります。

それが、画像の最終的な「ファイル容量」です。

いくらピクセル数を小さくしても、保存形式や色の情報量によっては、データが重いままになっていることがあります。

現場のディレクターとしておすすめしている目安は、画像1枚あたり「200KB(キロバイト)以下」に抑えることです。

もし可能であれば、100KB前後まで軽くできると理想的です。

ピクセル数だけでなく最終的な重さを確認する習慣

ページ内に10枚の写真を使う場合、1枚が1MB(約1000KB)だと合計で10MBもの重さになってしまいます。

しかし、1枚を100KBに抑えられれば、10枚あってもわずか1MBで済みます。

この少しの差が、スマートフォンでアクセスした際の表示速度に大きな違いを生み出すのです。

画像をホームページにアップロードする前には、パソコンのフォルダ上でファイルの「プロパティ」や「情報」を開いてみてください。

そこで容量が数百KB〜数MBと表示されている場合は、まだ少し重いサインです。

ピクセル数を合わせるだけでなく、最終的なファイルサイズを確認する習慣をつけることで、サクサク動く快適なホームページを保つことができます。

今日からできる、画像サイズ変更と圧縮の具体的手順

パソコンの標準機能を使ったリサイズ方法

「画像のピクセル数を変更する」と聞くと、なんだか難しい専門的な作業のように感じるかもしれません。

でも、安心してください。

わざわざ高価な画像編集ソフトを買わなくても、今お使いのパソコンに最初から入っている機能で簡単にリサイズできます。

Windowsをお使いなら「ペイント」、Macをお使いなら「プレビュー」という標準アプリを使ってみましょう。

画像を開いて「サイズ変更」や「ツール」のメニューを選ぶだけで、先ほどお伝えした推奨ピクセル数を入力する画面が出てきます。

そこで横幅の数値を指定して保存するだけで、無駄な大きさはカットされ、データ容量もグッと軽くなります。

日々の更新作業なら、この基本機能を使うだけでも十分な効果が得られます。

無料で使える画像圧縮ツールを活用する

ピクセル数を小さくした上で、さらに徹底して容量を削りたいときには、無料の画像圧縮ツールがとても便利です。

これらのツールは、画質をほとんど落とさずに、目に見えない無駄なデータだけを賢く取り除いてくれます。

現場のプロもよく使っている、登録不要でブラウザからすぐに使える便利なツールを2つご紹介しますね。

ツール名 主な特徴 こんな方におすすめ
TinyPNG パンダのキャラクターが目印で、複数の画像をドラッグ&ドロップするだけで一気に圧縮してくれます。 複数の写真をまとめて手軽に軽くしたい方。
Squoosh Googleが提供しているツールで、元の画像と圧縮後の画質を左右で見比べながら調整できます。 画質の変化を自分の目でしっかり確認しながら圧縮したい方。

こうしたツールをパソコンのお気に入りに登録しておくと、ブログや実績を更新する際の手間が省けてとてもスムーズです。

プロが裏側で行っている緻密なレイアウト調整のリアル

素人が触るとスマホ表示でレイアウトが崩れてしまう理由

ここまでは画像単体のピクセル数や容量についてお話ししてきましたが、ホームページに画像を配置する際にはもう一つ気をつけるべきことがあります。

それが、スマートフォンで見たときのレイアウトです。

パソコンの大きな画面ではきれいに収まって見えていても、スマホの小さな画面になると、画像が枠からはみ出したり文字と重なったりすることがあります。

私たちプロの制作者は、どんな画面サイズから見られても美しく表示されるよう、裏側で「レスポンシブ対応」という緻密な計算を行っています。

画像の周りにどれくらいの余白(マージン)を取るか、画面幅に合わせてどの比率で自動縮小させるかなど、細かくプログラムで制御しているのです。

そのため、知識のない方が適当なサイズの画像をポンと追加してしまうと、この計算が狂って全体のバランスが崩れてしまうことがよくあります。

美しいホームページを保つためには、適切なピクセル数の画像を、正しいルールに沿って配置することが求められるのです。

画像の加工や更新作業に不安がある方へ

面倒な更新作業やトラブル対応を丸投げできるパートナーを探してみませんか?

「画像のピクセル数を合わせたり、圧縮したりするのは自分には少し難しそう。」

「本業の業務が忙しくて、ホームページの更新作業にまでどうしても手が回らない。」

もしそんなお悩みをお持ちでしたら、無理にすべてをご自身で抱え込む必要はありません。

私たちが提供している「初期費用0円のサブスク型ホームページ制作・保守」であれば、こうした面倒な作業をすべてお任せいただけます。

月額費用の範囲内で、プロが代わりに画像を最適なサイズと容量に調整し、レイアウトを崩すことなく美しく更新を代行いたします。

まるで社内に専属のWeb担当者がいるような感覚で、都度お見積もりを取る手間もなく、メール一本でお気軽にご依頼いただける伴走サポートです。

万が一、ご自身でホームページを触って表示がおかしくなってしまった場合でも、ご連絡をいただければ即座に確認し、元のきれいな状態へ復旧させます。

ホームページは作って終わりではなく、最新の情報をストレスなく見てもらえる状態を保ってこそ、初めて集客の武器になります。

専門的な作業や技術的な不安は私たちプロに丸投げしていただき、あなたはどうかご自身のビジネスに集中してください。

まずは今の状況や困っていることについて、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

お問い合わせページはこちら

平田達志(株式会社ウィズスタイル代表)
この記事を書いた人

平田達志(株式会社ウィズスタイル 代表 / Webディレクター)

大学卒業後、マルチメディアスクールで特待生に選出され上級コースを修了。デザイン事務所にてWebデザイナー・コーダーとしてキャリアをスタートし、サイト構築の実務を経験。その後、心理学を活用した人事コンサル&マーケティング会社へヘッドハンティングされ、サービス開発を行いながら顧客心理とマーケティングを徹底的に習得。

再びWeb制作会社へ転身し、多数のWebディレクションおよび新人デザイナーの育成を担当。Web業界歴20年以上の実績を背景に株式会社ウィズスタイルを設立。「初期制作費無料・サブスク型」のホームページ制作・運用保守を通じて、心理学に基づくユーザー目線のデザインと最短当日対応の迅速なサポートで中小企業のWeb集客を伴走支援している。

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