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自分で更新できるホームページを作りたい場合の制作会社への依頼の仕方

もくじ

ホームページの新規制作やリニューアルをした後の更新作業を、いちいち制作会社に依頼するのではなく、社内で自分たちで更新できるようにしたいというご依頼がよくあります。

情報更新の必要性が生じたときに、制作会社に都度依頼しているとどうしても時間がかかってしまうので、タイムリーに自分たちで更新したいという意図と、ちょっとした更新で外注費用をかけたくないという意図の両方があると思います。

この記事では「自分で更新できるホームページ」を作ってもらうときの依頼の仕方として知っておいていただきたい点をご紹介します。

更新できるホームページにする場合はCMSで作る

CMSとはContents Management Systemの略です。

HTMLなどのWeb専門知識がない初心者でも簡単にhome pageの更新ができるシステムのことです。

代表的なCMSにはWordPress、Movable Type、Jimdo、Wixなどさまざまなソフトウェアがありますが、中でも世界的にシェアが高いのがWordpressです。

世界の全ウェブサイトのWordpress使用率は43%。CMSの中に限れば65%になります。そのため、対応できる制作会社も多く、当社もWordpressで作ることを前提にご提案しています。ですので以降Wordpressを前提にご説明していきます。

「更新できる」といってもすべてを編集できるわけではない

例えば、上部にナビゲーションが集約されているヘッダや、下部にフッタ部分は、全ページ共通で使用することが多く、個別に編集したりできません。

もちろん管理者権限を持ち、HTMLやCSSの知識、Wordpressに対する理解があれば、編集できなくはありませんが、そういった知識のない方にとってはハードルが高いものですので、「できない」と考えてよいでしょう。

あなたの会社が「自分たちで更新したい」という場合、どういった情報を更新したいのか、制作会社に伝える必要があります。

お知らせやブログをどんどんアップしていきたい場合は「投稿」、サービス紹介や会社案内などは「固定ページ」

投稿はブログ記事を作成するときに利用します。一般的には、お知らせやコラム、技術情報や時事情報などで使われます。

記事を投稿すると一覧ページ(アーカイブページ)が生成され、また記事によってカテゴリ分類やタグ付けなど行うことができます。

一方、固定ページは会社案内やサービス紹介、お問い合わせなど単体で独立しているページで利用します。

投稿はいわゆるブログなので、レイアウトのシンプルでテキストや画像の流し込みのレイアウトになることがほとんどですので投稿や編集がしやすいです。

固定ページは自由なレイアウトでデザインインテンプレートを作成しています。固定ページの編集画面ではビジュアル編集とHTML編集を選択して編集することができますが、正直言ってビジュアル編集でもまだまだ編集しにくいです。編集中にレイアウトを崩してしまったという事例もございます。

既存の文字の編集くらいはできると思いますが、新たに要素を増やしたり、写真を追加したり差し替えしたりとなると、画像処理・画像加工を行っている写真を使用しているなど、デザインによってはスキルが求められてしまいます。

決まったレイアウトで増やしていく商品ページ、事例紹介ページ、よくある質問などは投稿に「カスタムフィールド」で実現

ブログのようなフリーな記事ではなく、レイアウトが固定された商品ページ、事例紹介、よくある質問などを投稿で実現します。

入力項目をあらかじめ決めておき、項目を埋めることで固定のレイアウトに情報が追加されページが出来上がるようになります。

当社ではHTMLやCSSを意識することなくノーコードで編集できるElementorで構築

Elementor(エレメンター)とは、WordPressのプラグインで、ソースコードを意識することなく、ドラッグアンドドロップで直感的にホームページを制作できる「ページビルダー」です。さまざまな機能追加ができるウィジットをページ内にドラッグして積み上げていきながらレイアウトしていきます。

ページデザインの見た目そのままの編集画面なので、直感的に編集が可能です。従来のWordpressの固定ページ編集画面より圧倒的に操作性が上がっています。

ただし、これも万能ではありません。

複雑なデザインを行っている場合、個別にCSSコードを書いてレイアウトを実現していることもあり、そこを不用意に消してしまったり、その存在を知らずに同様のものを作ろうと思ってもうまくできないといったこともあります。

また逆に、直観的に操作できてしまうがゆえに、手座員に関する知識やスキルのない方が、いろいろと好き勝手にやりすぎて、デザインのトンマナが崩れてしまうこともあります。

ホームページのどのような情報を更新していきたいかを伝える

「自分で更新する」とは、どういったことを意図しているのかを制作会社に伝えましょう。

  1. お知らせやブログなどを追加していきたい
  2. 会社情報などの変更などがあったときに編集したい
  3. 取扱商品やサービス内容を大幅に変わることがあって内容を変えたい

「1」の場合は投稿機能を追加で実現できます。
「2」は固定ページを編集画面から編集可能にすることで実現できます。
「3」に関しては「2」の対応をしつつですが、内容が大幅に変わればレイアウトの変更にもなりかねず、HTMLやCSSなどのソースコードレベルの編集が必要になります。

自分で更新できるホームページですが、なんでも可能ということはないという理解と、必要に応じて制作会社の保守などを利用しながら二人三脚でホームページを活用していくという意識を持たれるとよいと思います。

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