新規ホームページ制作、リニューアルにはかなり労力がかかります。
どのようなコンテンツを配信すべきかの検討から、コンセプト立案、コンテンツ設計~文章作成、写真撮影、動画撮影など、コンテンツの準備にも時間を取られます。
小さな企業では人員が限られているため、いきなりたくさんのページコンテンツを100%の完成度で仕上げることを目的とせず、まずは最低限のページコンテンツを定めて作ることがよいでしょう。
公開したのちに、顧客の反応を見ながら内容を足したり変えたりする方が労力、コストの面でメリットがあります。
ホームページの公開後に企業様で行ってほしいこと
投稿機能としてお知らせや事例の投稿ができるようにしておけば、自分たちで投稿・編集ができます。
最低でもこれだけはやってほしいことです。
お知らせ等の情報発信
「ホームページを公開しました」などの発信をしてほしいわけではありません。この投稿自体、お客様にとってそんなに意味のなさないものです。
まれにこの投稿だけで数年放置されているホームページを見かけますが、完全に自社のホームページの存在を忘れてしまっているのではないかと思います。
常にお客様、見込み客、取引先、求職者にお伝えすべき企業としての情報発信を行っていきましょう。
事例などの追加
導入事例、実績、お客様の声などはそのサービスを選択するときのとても重要な判断材料となります。
どういったケースで使われているのかとか、制作物などの場合は、その仕上がりのクオリティなど参考にされます。
見込み客となる方が事例情報を読んで検討の材料となりうる情報を掲載してください。
ただ写真だけを無造作にアップするだけでは不十分です。もちろん何もしないよりもましですが、その背景に隠れた導入までのストーリーなどがあると、自分事に置き換えて考えてもらうことができます。
お客様の反応を分析する
ホームページからの問い合わせ内容の分析はもちろんですが、ホームページ経由以外のアプローチでの商談などでのお客様の反応、ニーズ、課題などを明文化し、何が求められているか、それをもとにホームページの内容を改善すべき箇所がないかを検討します。
コンテンツとして不足しているのであれば足すことも考えましょう。
顧客ニーズからホームページのコンテンツを充実させる
数ヶ月の営業活動で、お問い合わせの内容の傾向がホームページの内容とずれていればそこを改善したり、そもそもホームページ上にその記載がなければページ追加などを行います。
数ヶ月、半年、1年などペースは企業によって様々ですが、どういったホームページでも改善ポイントは出てくるはずです。
そこに気付くためにも、定期的に顧客目線で改善すべきところがないかを意識しながらホームページを閲覧することをお勧めします。
数年間も改善されず放置されている場合は、おそらく作った本人もホームページにどのようなことを記載していたか、現状のビジネスと合っているかずれているか気が付きません。
ホームページを徐々に成長させる発想はホームページのサブスクにピッタリ
何十万円という制作費をかけて作って終わり・・・となるホームページより、小さく作ってから公開後に徐々にコンテンツ拡充したりする方が、小回りの利く小さな企業にピッタリのホームページです。
経営状態の変更にも対応しやすく、常に見直しがしやすいのでお勧めです。
個人事業主、一人社長のビジネスを行っている会社から十数名規模の小規模会社などで利用され始めています。