「こんなはずじゃなかった……」ホームページが完成したあとに、そう頭を抱える経営者の方をたくさん見てきました。
実は、Web制作における最大の落とし穴は「言われた通りに作ること」にあります。
業界歴20年の経験から見えてきた、本当に成果を生むディレクションと提案力の本質について、今日はお話しさせてくださいね。
なぜ、「言われた通りに作る」だけでは伝わらないのでしょうか?
打ち合わせの席で、お客様からいただいた要望をそのままメモし、その通りに形にする。
一見すると、とても誠実な対応に思えるかもしれません。
しかし、Web制作の現場において、この「御用聞き」のようなスタンスは、時としてお客様を不幸にしてしまいます。
なぜなら、お客様が言葉にしている要望が、必ずしも「本当に解決したい課題」とイコールではないからです。
ホームページ制作は「御用聞き」ではありません
「とりあえず、かっこいいデザインにしたい」
「競合他社と同じような機能を入れてほしい」
初めてホームページを作る方や、リニューアルを検討しているWeb担当者の方から、よくこんなご相談をいただきます。
ここで「わかりました、かっこよくしましょう」と引き受けてしまうのは、プロのディレクションとは呼べません。
デザインの美しさや最新の機能は、あくまで手段の一つ。
私たちが本来向き合うべきなのは、その先にある「誰に、何を伝え、どう動いてほしいのか」という本質的な目的です。
言われたことをそのまま鵜呑みにして作ったサイトは、公開直後こそ満足感があるかもしれません。
でも、いざ運用を始めてみると「誰からも問い合わせが来ない」「更新の仕方がわからない」と、結局放置されてしまうケースが後を絶たないのです。
依頼の裏に隠された「本当の目的」を見つける
だからこそ、私たちディレクターに求められるのは、お客様の言葉の裏にある「本当の目的」を掘り起こす提案力です。
「かっこいいデザインにしたい」という言葉の裏には、「競合に負けない信頼感が欲しい」「採用活動で若い世代に響かせたい」といった切実な想いが隠れているはず。
その想いを丁寧に紐解き、時には「今の段階では、その機能よりもこちらのコンテンツを充実させたほうが効果的ですよ」と、プロとしての意見をはっきりとお伝えする。
これが、本当の意味でお客様に寄り添うディレクションの姿だと私は信じています。
お客様と私たちは、発注者と受注者という上下関係ではなく、同じゴールを目指して伴走するパートナー。
お互いにリスペクトを持ちながら、より良いアイデアを出し合える関係性を築くことが、プロジェクトを成功に導く第一歩なのです。
提案力とは、お客様の「言えない悩み」を言語化すること
長年この業界に身を置いていると、お客様が「何に悩んでいるのかすら、うまく説明できない」という場面に何度も遭遇します。
Webの知識がない方にとって、自分の頭の中にあるモヤモヤを正確な言葉で伝えるのは、とても難しいことですよね。
専門用語を使わない「翻訳家」としての役割
ディレクターの重要な役割の一つは、専門用語を使わずに、お客様の想いを形にする「翻訳家」になることです。
「UI/UXが…」「コンバージョン率を…」などと横文字を並べ立てて、お客様を置いてけぼりにしてしまうのは論外。
「ここをクリックした人が、迷わずに問い合わせできるように導線を整理しましょう」と、誰もがイメージできる言葉に置き換えて提案する。
当社では、ディレクターとデザイナーを同一人物が兼任することで、ヒアリングからサイト構築までを一気通貫で行っています。
伝言ゲームのように情報が欠落することなく、お客様の細かなニュアンスまでを直接デザインに反映できるのは、この体制ならではの強みです。
予算と理想のギャップをどう埋めるか
そして、もう一つ避けて通れないのが「予算の壁」。
「理想のホームページを作りたいけれど、立ち上げたばかりでまとまった資金がない」
そんな中小企業や個人事業主の方々の悩みを、私は痛いほど聞いてきました。
一般的な制作会社では、人件費やコストを積み上げると、どうしても数十万円という初期費用がかかってしまいます。
しかし、予算が足りないからといって、妥協したサイトを作ってしまっては本末転倒。
そこで私たちが提案しているのが、初期費用0円から始められるサブスクリプション(月額制)のホームページ制作です。
| 比較項目 | 一般的な制作会社(一括払い) | ウィズスタイルのサブスク型 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 数十万円〜(まとまった予算が必要) | 0円(初期費用なし) |
| 制作時の体制 | 営業、ディレクター、デザイナーなど複数人が介在 | ディレクター兼デザイナーが一気通貫で対応 |
| 公開後の運用・更新 | 都度見積もり、または高額な保守管理費 | 月額費用内で更新代行やページ追加が可能 |
このように、制作プロセスの無駄を省き、オンラインでの打ち合わせを基本とすることで、品質を落とさずにコストを抑える仕組みを整えました。
お客様の「予算がない」という悩みをただ聞き流すのではなく、ビジネスモデルそのものを見直して解決策を提示する。
これもまた、制作会社が持つべき提案力の一つの形だと考えています。
制作後の運用まで見据えた伴走型のディレクション
ホームページは、公開したその日がゴールではありません。
むしろ、そこからが本当のスタートライン。
しかし現実は、制作に労力と予算を使い果たしてしまい、公開後の運用に手が回らなくなってしまう企業が少なくありません。
「お知らせを一つ更新するだけで、何日も待たされる」
「ちょっとしたテキストの修正に、いちいち見積もりを取らなければならない」
これでは、せっかく作ったホームページが少しずつ色褪せていってしまいます。
私たちのサブスクリプションプランでは、月額費用の中に更新代行やページの追加を含めています。
メールやLINEでご連絡いただければ、まるで社内のWeb担当者に声をかけるような感覚で、最短数分から翌日には更新を反映。
お客様の手足となり、時には相談役として、一緒にWebサイトを育てていくパートナーでありたい。
ディレクションとは、単に制作の進行管理をすることではなく、お客様のビジネスの未来を共に描き、そこへ向かって伴走し続けることなのです。
「作る前」よりも「作った後」の提案力が問われる理由
ホームページの立ち上げは、あくまで通過点にすぎません。
ホームページは「育てていくもの」という視点
多くの方が、公開日をゴールだと錯覚してしまいます。
無理もありません、そこに至るまでにたくさんの時間と労力をかけてきたのですから。
でも、ビジネスの環境は毎日少しずつ変化していますよね。
新しいサービスを始めたり、営業時間が変わったり、お客様からよく聞かれる質問が増えたり。
そうした日々の変化に寄り添って、少しずつ情報をアップデートしていく。
まるで観葉植物に水をあげるように、コツコツと手をかけていくことで、ホームページは初めて「生きた資産」へと成長していくのです。
日々の小さな更新がもたらす大きな価値
「お知らせを一つ追加するだけでいいのかな」と不安に思う方もいらっしゃいます。
結論から言えば、その小さな一歩がとても大切なのです。
訪れたユーザーは、最終更新日が数年前で止まっているサイトを見ると、「この会社は今も営業しているのだろうか」と不安を抱いてしまいます。
逆に、こまめに情報が更新されているサイトからは、企業としての誠実さや活気がしっかりと伝わってくるもの。
だからこそ、何かあればすぐに更新できる環境を整えておくことが、巡り巡ってお客様からの信頼に直結していくわけです。
サブスクリプションだからできる柔軟な運用
ここで活きてくるのが、私たちが提案している定額制という仕組みの強みです。
一般的な制作契約では、公開後に1ページ追加するだけでも、その都度お見積もりを取って稟議を通して……という煩雑な手間が発生してしまいます。
これでは、せっかくの「伝えたい」という熱量が冷めてしまいますよね。
月額費用の中に更新代行やページ追加が含まれていれば、思い立ったときにすぐアクションを起こせます。
ご自身で直感的に更新できるシステムもご用意していますが、もし操作が面倒なら遠慮なく丸投げしていただいて構いません。
社内のWeb担当者に「ちょっとここ直しておいて」と声をかけるような気軽さで、私たちを使い倒してほしいのです。
目的と予算に合わせた「ちょうどいい」プランの選び方
では、実際にどのような形でスタートを切るのがよいのでしょうか。
はじめてのホームページなら小さくスタートする
新規開業やスタートアップの時期は、とにかく初期費用を抑えたいものですよね。
まだ事業の方向性が定まりきっていない段階で、何十万円もかけて巨大なサイトを作るのはリスクが高すぎます。
まずは名刺代わりに、自分たちが何者で、どんなサービスを提供しているのかを1ページにまとめる。
小さく産んで、ビジネスの成長に合わせて少しずつページを増やしていくのが、もっとも賢い選択肢だと私は考えています。
情報発信を加速させたいときのステップアップ
事業が軌道に乗り、伝えたいメッセージが増えてきたら、次のステップへ進む合図かもしれません。
「お客様の声を載せたい」「スタッフのブログを始めたい」といったご要望が出てきたら、複数ページを持てるプランへ移行する。
最初から全部乗せの豪華なプランを選ぶ必要はまったくありません。
今の自分たちの身の丈に合った、無理のない運用体制を一緒に考えていきましょう。
各プランの比較と選び方のヒント
私たちの提供するサブスク型のプランを例に、具体的なイメージを整理してみましょう。
| プラン名 | 月額費用(税別) | おすすめのケースと特徴 |
|---|---|---|
| エントリー | 5,000円 | 個人事業主や新規創業の方に。名刺代わりの1ページ構成で、必要最小限の情報をしっかりと伝えます。 |
| ライト | 7,500円 | 会社やサービスを複数ページで詳しくアピールしたい方に。年1回のページ追加も月額内で対応可能です。 |
| レギュラー | 10,000円 | お知らせやコラムなど、積極的に情報発信をして集客に繋げたい方に。投稿機能を活用した本格的な運用が可能です。 |
このように、今の自分たちに本当に必要な機能だけを選び取ることが大切です。
迷ったときは、現在の課題と将来の展望をお聞かせいただければ、プロの目線から最適な形をご提案させていただきます。
集客の悩みに寄り添う、もう一歩踏み込んだサポート
ホームページが整ってくると、次に湧き上がってくるのが「もっとたくさんの人に見てもらいたい」という想いです。
SEOやWeb広告は「信頼できる専門家」とタッグを組む
実は、私たちはWebマーケティングの専業会社ではありません。
餅は餅屋という言葉があるように、専門的なSEO対策やWeb広告の運用は、その道のプロフェッショナルにお任せするのが一番確実だと考えているからです。
だからといって「あとはご自分で探してください」と放り出すようなことはいたしません。
私たちが信頼を置く実績豊富なパートナー企業をご紹介し、運用に合わせてホームページ側の改善も連携して行います。
不要な中間マージンを省くという選択
間に制作会社が入ることで発生する無駄なマージンを省き、お客様が直接マーケティング会社と取引できる体制を整えています。
これもまた、お客様の限られた予算を最大限に活かすための、私たちなりの提案の一つなのです。
デザインを作るだけでなく、ビジネスを前に進めるための道筋を一緒に考える。
それもディレクターの大切な役割だと信じています。
ホームページを「会社の資産」にするために
ここまで、Web制作におけるディレクションや提案力の本質についてお話ししてきました。
完璧な完成形を求めすぎない勇気
最初から100点のホームページを作ろうとすると、どうしても身動きが取れなくなってしまいます。
あれもこれもと情報を詰め込んでいるうちに、時間だけが過ぎていく。
そんな光景を何度も目にしてきました。
まずは60点でもいいので世に出して、お客様の反応を見ながら少しずつ軌道修正していく。
そんな身軽さこそが、いまの時代には求められている気がしてなりません。
共に悩み、共に喜べるパートナーを見つけてください
あなたが言葉にできないモヤモヤを、根気よくすくい上げてくれる人。
予算の壁にぶつかったとき、一緒になって解決策をひねり出してくれる人。
そんな相談相手がいれば、ホームページ作りはきっと楽しいプロセスに変わるはずです。
私たちウィズスタイルは、発注者と受注者という垣根を越えて、同じゴールを目指すチームでありたいと願っています。
もし、いまホームページのことで立ち止まっているなら、どうか一人で抱え込まないでくださいね。
あなたのビジネスの未来を形にするお手伝いができたら、私たちにとってもこれ以上の喜びはありません。
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